ファンキーおばぁ

tonmy

2006年09月05日 01:38

工房の裏手は 

古い民家が並ぶ 昔ながらのオキナワの町並みが残っているのね。

先日その辺りの狭い道を歩いているとき

一人のおばあさんとすれ違ったの。

よく日に焼けた肌に 茶色に染めたロン毛をたらし

真っ白い七分パンツと 色鮮やかなシャツを身につけて

煙草くわえたまま 私と目が合うと ニヤッと笑ったわ。

多分 6・70歳位だと思うんだけど 憎いくらいかっこよくて

私も勿論 ニヤッっと笑い返したのよね。

ちょっと前まで コザの街にはこういうファンキーなばあさんは結構いたけど

戦後のアメリカ文化が薄れていくのと同時に

最近は見かけなくなったわね。

あの原色を着こなすセンスと 人目を引く髪型

バス停で蛙座りで煙草をふかしてバスを待つ姿

全て コザの歴史に刻まれた 財産だと思うのよね。


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