2009年11月29日

バフバフ

バフバフ

琉球舞踊の

古典女踊りの演目の一つ

『綛掛(かせかけ)』は

愛しい人のために 思いを込めて美しい布を織ってあげたい

という乙女の思いが表現された踊りなの

綛掛っていうのは織りの道具で

宮古上布でも使われているのよ


宮古上布で使う道具ってね

とてもシンプルで

いい意味で原始的なの

グァテマラの織りと似通ってて

ますます親しみがでてきたわ


因みに

写真の女性が右手で持っている

糸を巻く道具の一つ 「枠」を

宮古では 「バフ」と呼ぶのよ

呼び方までもが愛らしいわね!


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この記事へのコメント
こんなに小さな沖縄県でも地方毎に言葉が変わるのがおもしろいですね。「オノマトペ」みたい(*^-^)b
「バフバフ」(笑!
Posted by じゅげむ at 2009年12月02日 18:00
じゅげむさん

そうなんです。宮古の方言って本島とかなり違いますね!
バフのことを本島では木枠(きわく)って言いますが
そのほかにも読み方が全く違う道具が沢山あって
グアテマラの村ごとに道具の名前が異なるのと似てて
面白いって思いました~!
Posted by tonmy at 2009年12月03日 08:26
かの地を訪れては、ここはもともと「日本」でなかったのに
 それを日本が占拠してしまったんだろうな…という
 すこしペシミスティックな感情と戦うんだけど、
  そんな湿った感情をフッ飛ばしちゃうようなモノも
        また満載だね

    そして…これまた素敵な画!名前!
        バフバフ(笑)
  色や形にも、ぐっとこさせられるものばかり!
       
Posted by おちん at 2009年12月05日 19:40
おちんさん

重ねてきた歴史の上に立ちながら
顔には笑顔をたたえる人たちがここにはいます。
そこが中米の人達と重なるんだ。
そういう人たちに惹かれる私達だからこそ
色んなことを共感できるのかもしれないね~
Posted by tonmy at 2009年12月06日 11:51
 
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